CoSTEPは2012年5月20日、紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデンで、気象予報士で気象キャスターの菅井貴子さんをゲストに迎えて、第63回サイエンス・カフェ札幌「気象予報は、宝の山」を開催しました。
ファシリテーターは、杉山滋郎代表です。金環日食(札幌では部分日食)という世紀の天文ショー前日ということもあって、皆さん明日のお天気が気になるのか、会場には200名近い方々が足を運んで下さいました。
サイエンスカフェの様子
気象予報士の菅井貴子さん
気象予報士として全国を回ってきた菅井さんによると、北海道は日本一、天気予報が難しいそうです。日本海、オホーツク海、太平洋と3つの性質の違う海に囲まれ、広大な山脈もある北海道では、多様な環境が複雑な気象を生み出しています。
「高気圧や低気圧に名前をつけて広告にしてしまう斬新なアイデア」や、「札幌市民も初耳の、気象に関する言い伝え」、「1ミリの降水量とは、畳一畳に一升瓶(1.8リットル)の水をまいたのと大体同じ」といった、初めて聞く話が盛りだくさんで、とても楽しいカフェでした。
1時間半のサイエンスカフェの様子を10分40秒のダイジェスト映像にまとめましたので、ぜひご覧下さい。
サイエンスカフェ「気象予報は、宝の山」菅井貴子さん(10:40)