CoSTEPが提供する北大大学院共通科目「大学院生のためのセルフプロモーション2」(理工系大学院専門基礎科目、理学院共通科目では「科学技術コミュニケーション特論2」)で興味深い映像作品が今年も8作品生まれました。
この授業では、自分の研究を理解してもらうためのメディアスキルを、主に映像作品を作ることによって身につけます。
2014年6月4日から7回にわたって(ガイダンス含む)行われたこの授業では、理学院、農学院などから8名の大学院生が参加し、それぞれの専門分野について、高校1年生程度でも理解できるような分かりやすい映像コンテンツに仕上げました。
まずは研究分野の内容とその社会的意義について解説する600字程度のスピーチ原稿を作り、分かりにくい表現になっていないか、大事なことが伝えられているか、みんなでチェックしあいます。
そしてその原稿を読み上げるところをお互いにビデオカメラで撮影します。こうした演習によって、ライティング、プレゼン、発声、映像機器の操作といった表現スキルが身につきます。
またAdobe Premiere Pro CS6という編集ソフトを使って、研究紹介に適した写真やイメージ映像をインサートしたり、BGMやテロップを挿入して、2〜3分ほどの映像作品にします。こうした作業を通じて、メディアリテラシーを獲得し、映像表現の特性を理解します。
今年も授業外の時間を費やして、撮影や編集にこだわる学生たちの姿が見られました。
それぞれの個性が出た映像作品を公開しますので、ぜひ、ご覧下さい。
【ジャガイモも病気にかかる!?~食の安心を守るために~】福江 由佳(農学院)
【しょくぶつびょうりってなんだろう】平澤 貴大(農学院)
【川底がどんどん深くなる?~川の未来を予想する~】伊倉 万理(農学院)
【ヤマネコ達が危ない!】木野 瑞萌(理学院)
【クッタラ湖へ行ッタラ】牧野 晶(理学院)
【2万年前の噴火から過去を探る】中嶋 灯奈(理学院)
【微生物が世界を救う!?環境に優しいプラスチック工場】笹森 哲弥(総合化学院)
【おいしいアスパラガスを届けるために】戸田 賢太朗(農学院)
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