実践+発信

教職員研修「Adobe Creative Cloudをどのように研究教育に活かすか」を開催

2015.8.8

2015年7月31日、オープンエデュケーションセンター・科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)が主催した教職員研修「Adobe Creative Cloudをどのように研究・教育に活かすか」が、工学部フロンティア応用科学研究棟1Fセミナー室で行われました。

当日はアドビシステムズ株式会社の吉崎誠多さん(デジタルメディア営業統括本部)が、Creative Cloudの概要、そして各ソフトウェアで何ができるのか、豊富な映像や、慶応や大阪大など他大学の活用事例も織り交ぜて語っていただきました。

吉崎さんは日本ビクター、Apple Japanを経て、いまはアドビシステムズ株式会社でエデュケーションエバンジェリストを務めています。クリエイティブなソフトを学校や企業でどのように活用できるのか情報収集するとともに、研修や講演で全国を飛び回っていらっしゃいます。

Photoshop、Illustrator、Lightroomなどよく知られたソフトウェアの最新機能の紹介や、あまり知られていないAcrobatの機能、研究者が知っておくべき画像処理知識など、盛りだくさんの内容であっという間の2時間でした。

50人以上の教職員が参加し、アンケートでは約8割の方から「とても良かった」「どちらかといえば良かった」という感想をいただきました。

今回は、研修参加者が後から振り返りできるように、レクチャー内容を映像で記録し、操作画面をキャプチャして後で公開するという試みも実行します。

この研修はAdobe製品全般にわたる概論的な内容でしたが、Photoshop、Illustratorなど画像処理ソフトや、映像編集など一定の目的にフォーカスした研修への要望もたくさん寄せられました。

 

そして研究者からは、論文投稿の際に気をつけるべき画像処理のレクチャーが非常にためになった、今後は研究倫理と画像処理に特化した話もお願いしたいといった声が多く寄せられました。頂いたご意見は、次の企画に生かしたいと思います。

アドビシステムズ社の吉崎さん、参加していただいた皆さん、ありがとうございました。