2019年10/26に古川 泰人さん(株式会社MIERUNE / 酪農学園大学 / Code for Japan)をお呼びして、データビジュアライズ演習をCoSTEP本科生向けに初めて開催しました。
15名が参加し、研究や科学コミュニケーションのツールとしての地理情報システム(GIS)のレクチャーを3時間で学びました。
科学的な数量データや、行政がまとめて公開している数値データは、とても重要です。しかし、生の数値だけでは人々が共有し理解するには難しい状態だといえます。地図上に親しみやすいデザインとともに可視化することで、ぐっとコミュニケーションしやすくなります。
今回の演習では、古川さんに科学と社会をつなぐ可視化コンテンツや空間解析の基礎を教えていただきました。実技では、広く使用されているオープンソースのソフトウェアQGISを使い、統計と位置のオープンデータなどからデータを地図化しました。
古川さんにはCoSTEP4期生で過去にはサイエンス・カフェ札幌のゲストやワークショップの講師をつとめていただくなど、CoSTEPの教育活動にも関わっていただいています。
・サイエンス・カフェ札幌「地図をめぐる冒険~オープンストリートマップを使ったまちづくり〜」
https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/news/5914
・関連ワークショップ「はじめての人にもわかるマッピング」
https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/news/6001
前々日に厚真町に調査に行った映像デザイン実習主催のあづまジンギスカン打ち上げで、演習後は盛り上がりました。古川さん、ありがとうございました。