実践+発信

「センターニュース」に、CoSTEP紹介記事

2010.7.1

北海道大学 高等教育機能開発総合センターの広報誌『センターニュース』最新号に、巻頭言「科学技術コミュニケーション教育研究部(CoSTEP)が目指すもの」が掲載されました。

CoSTEPの活動目標は、まず何よりも、科学技術コミュニケーターという専門的人材の育成、ならびに大学院生や学部生を対象として科学技術コミュニケーションの授業を行うなど、多様な教育活動を展開することです。それと同時に、そうした教育活動を、科学技術コミュニケーションの実践活動を通して展開することで、北海道大学の広報・コミュニケーションのパワー・アップにも繋げていくこと、これもCoSTEPの活動目標です。

そのための手法の一つとして、「プロジェクト実習」について詳しく説明しています。大学の内外から、解決したい科学技術コミュニケーション上の課題を提起してもらい、その課題解決にCoSTEPの教員と受講生がプロジェクト・チームを組んで取組むというもので、これまで4年間にわたって実施し大きな成果をあげてきたものです。
これからの時代、研究活動について社会に情報発信し、説明責任を果たしていくことが、ますます求められるでしょう。そのためにも、この「プロジェクト実習」の仕組みをぜひ活用していただきたいと思います。

詳しくは、『センターニュース』掲載の記事をお読み下さい。
なお同じ号で石村源生・特任准教授が、CoSTEPが本年度後期に開講する大学院共通授業科目「科学コミュニケーション」について紹介しています。こちらも併せてご一読下さい。