実践+発信

映像でわかる!鈴木-宮浦クロスカップリング

2011.3.23
2010年、鈴木章北海道大学名誉教授がノーベル化学賞を受賞した理由となった有機合成反応「鈴木-宮浦クロスカップリング」。反応自体は非常にシンプルで、とても分かりやすい実験です。
今回、このクロスカップリング反応の一連の実験を紹介する映像をCoSTEPで制作しました。薬品の説明から、触媒を加えるところ。そしてクロスカップリングが起きた瞬間、白く濁ってかちんこちんになる様子まで、余すところなくとらえています。
実験をしてくださったのは、北海道大学大学院工学研究院・有機プロセス工学部門の山本靖典(やすのり)先生。鈴木先生が退官する直前に研究室に入った「最後のお弟子さん」です。
薬品の名称や分量、取り扱いの手順まで、山本先生の解説も交えて分かりやすくまとめました。中学校や高校で、鈴木-宮浦クロスカップリング実験をやってみたいという先生方や生徒の皆さんも、ぜひご覧ください!