9月20日(火)に、2021年ノーベル化学賞を受賞したベンジャミン・リストさん(マックス・プランク石炭研究所/ICReDD特任教授/北海道大学ユニバーシティプロフェッサー)が来学しました。
翌21日(水)には学内関係者向け祝賀会と「北海道大学ユニバーシティプロフェッサー」の授与式に参加。この称号は、最も顕著な教育・研究業績をもつ研究者に授与されるもので、2010年ノーベル化学賞受賞の鈴木章さん(北海道大学名誉教授/特別招聘教授、2015年授与)、感染症研究で世界的に著名な喜田宏さん(人獣共通感染症国際共同研究所 統括/特別招聘教授、2016年授与)につづく3人目となります。
さらにリストさんは、22日(木)に受賞を記念して鈴木章ホールで一般向けに講演をしました(ICReDD主催)。講演会に先立ち、リストさんに特製パネルにサインをしていただきました。CoSTEPは受賞当日の2021年10月6日からICReDDや広報課と連携してノーベル化学賞受賞の広報・コミュニケーションを実施してきました。このパネルもその一環として、CoSTEPが中心となって2022年3月に制作したものです。
サイン入りパネルは、現在建設中で2023年2月28日完成予定のICReDD棟で展示されることになっています。サインはありませんが同様のパネルは北海道大学総合博物館1Fと、セイコーマート北海道大学店で見ることができます。また、データは北海道大学学術成果コレクション HUSCAPで公開しており、どなたでも利用可能です(ダウンロードはこちら)。
パネルのテーマは「情熱」。このパネルを見て、自らも情熱を燃やし、先人に続かんとする人たちが現れることを願っています。
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