2022年10月30日(日)、東京で美術館・科学館選択実習を開催しました。本実習では、性格の異なる二つのミュージアムで展示を鑑賞することを通して、美術館と科学館の場所の特徴を理解し、展示の文法を知ることと、対話を通して展示でのメッセージを読み解き、 科学技術コミュニケーションとつなげて考えることを目指した実習です。本科、選科、研修科、修了生も交わって、23名の参加があり、CoSTEPスタッフの朴、奥本が指導しました。
PART 1 日本科学未来館
午前中は、日本科学未来館を中心に鑑賞をしました。個別に館内で展示を鑑賞した上で、科学コミュニケーター(以下SC)と対話しながら常設展を鑑賞し、その後グループでSCと対話する時間が続きました。対話の後はまた個人で館内の展示をみて、全体の振り返りを最後に鑑賞を終えました。
SCから未来館についての説明があった後、2グループに分かれて常設展を中心に回りました。
PART 2 森美術館
2022.6.29(水)~ 11.6(日)に森美術館で開催中の企画展《地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング》を対話型鑑賞法を用いて回りました。「五感を研ぎ澄まし、想像力を働かせて、リアルな空間でアートと出会おう」と説明されているように、コロナ以降の芸術を考えるため、五感を活用して鑑賞する作品が並びました。
まず4人のグループに分かれて、ファシリテーターと一緒に全体の展示を周り、そのうち3~4作品を対話しながら鑑賞しました。
実習にご協力いただいた日本科学未来館に感謝します。
今までの科学館実習
2017年度科学館選択実習
2016年度意見交換回