実践+発信

10号を発行、科学技術コミュニケーション専門誌

2011.12.27

 CoSTEPが編集する、この分野では日本で唯一の専門誌 『科学技術コミュニケーション』の第10号が、発行になりました。オンラインジャーナルですから、どなたでも無料で、ダウンロードして読むことができます。『科学技術コミュニケーション』 のウエブサイトから、お進み下さい。

第10号目次
論文
・非専門家の問いの特徴は何か? それは専門家の眼にどう映るか?
齋藤芳子,戸田山和久
・サイエンス・カフェに「粘菌」の実物を持ち込むことから見る,来場者の意識変化に関する考察〜科学技術コミュニケーションにおける実体験の重要性〜

児玉耕太,竹本寛秋

・科学技術コミュニケーション実践の評価手法〜評価の一般的定義と体系化の試み〜
石村源生
報告
・科学者コミュニティによる双方向コミュニケーション活動〜「ゲノムひろば」の実践から〜

白井哲哉,加藤和人

・環境配慮行動と科学リテラシーに関する実践報告〜「高校生と考えたキッチンエコ」プロジェクト〜

岡崎朱実
・出雲科学館における学校教育と社会教育の戦略的な組み合わせ〜子どもたちの意欲と能力に応じた科学才能教育として〜
中山慎也
・オーストラリアの科学コミュニケーション実践・研究の連携事例
都築章子,加納 圭,楠見 孝,鈴木真理子
・科学コミュニケーションにおけるブラックボックスの分析と応用
村岡恒輝,山邉昭則
・医療的ケア問題における専門家と市民のコミュニケーション〜テクノロジーの普及モデルとキャズム論の視点から〜
コリー紀代
なお、『科学技術コミュニケーション』は、来年以降も継続して発行していきます。次号(第11号)への投稿も随時受付けています。