実践+発信

2014年度講義シラバスを公開しました。各界で活躍する講師が毎回90分の話題提供!多彩な授業を展開します。

2014.3.11

2014年度の講義は、様々な分野と立場で、第一線で御活躍の方々を日本全国からお招きして、以下の日程・内容で実施いたします。ただし、タイトルと概要は一部仮のものがあり(*)、変更される可能性がありますのでご了承ください。

講義: 土曜日(13:00-14:30)

モジュール1/科学技術コミュニケーション概論

科学技術コミュニケーションを行うのに必要な諸概念を学び、社会における科学技術コミュニケーションの望ましいあり方の全体像を展望し、科学技術コミュニケーターの役割を考えます。


5月11日 科学技術コミュニケーションの原点と座標軸

石村源生 (CoSTEP 特任准教授)

科学技術コミュニケーションとは何か? その意義と成り立ち、日本における現状について概観します。「科学技術コミュニケーション元年」と言われた2005年から10年目を迎える節目の年にあたって、その原点に立ち戻り、あらためて科学技術コミュニケーションの目指すべき方向性と、コミュニケーターの果たすべき役割について受講生のみなさんと一緒に考え、1年間の学習の指針としたいと思います。

5月17日 実践入門

大津珠子(CoSTEP 特任准教授)

これまでCoSTEPが実践してきた活動を紹介しながら、企画から実施を行うための基本的な考え方やスキルについて解説します。CoSTEPで受講する実習授業のイントロダクションとなるのはもちろんのこと、受講生がそれぞれの現場で取り組んでいる(始めようとしている)科学技術コミュニケーション活動の企画や運営をより良いものにする手がかりとしても活用してほしいと思います。

5月24日 参加と対話の科学技術コミュニケーション

三上直之(北海道大学 高等教育推進機構 生涯学習計画研究部門 准教授)

社会的・倫理的な問題を引き起こす可能性のある新たな技術を、いかにコントロールしながら用いるべきか? 科学研究のために、どれぐらいの税金をどんなバランスで投じるべきか?科学技術に関わるこうした問題を、公共の(=みんなに関わる)課題として解決するには、一部の専門家だけでなく幅広い市民の参加と対話が欠かせません。そのための科学技術コミニュケーションの方法を、コンセンサス会議や討論型世論調査などの手法を軸に、最新の研究・実践動向をふまえて解説します。

5月31日 社会の中での科学技術コミュニケーターの役割 ― 科学ジャーナリストを例に

隈本邦彦(江戸川大学 メディアコミュニケーション学部 マス・コミュニケーション学科 教授)

科学ジャーナリストは科学技術コミュニケーターの職業の一典型です。科学に関する情報が複雑化・高度化する中で、その役割の重要性は増しているはずですが、現状では残念ながら十分な役割を果たしているとは言えない部分もあります。NHKの医療・災害担当記者としての経験をもとに、科学技術コミュニケーターが社会の中でどのような役割を求められているか、科学ジャーナリズムをめぐるいくつかの具体例を通して考えます。

モジュール2/表現とコミュニケーションの手法

科学技術コミュニケーターとして必要な、様々な表現とコミュニケーションの手法について学びます。


6月7日 サイエンスライティングの基礎*

未定

科学技術コミュニケーションにおいてライティングは重要かつ基本的なスキルです。難しいとされる科学や技術に関する話題を伝えるためのサイエンスライティングでは、科学的な事実を正確に書くだけでは十分ではありません。読者対象やメディア、社会的な状況を考慮した上で、何を伝えるかを明確にしなければならないのです。サイエンスライティングの基礎だけではなく、科学ジャーナリズムの観点でその意義と役割についてお話します。

6月14日 デザインというプロセスを通した科学コミュニケーションの可能性

大津珠子(CoSTEP 特任准教授)

これまでCoSTEPが実践してきた各種ワークショップ、サイエンス・カフェ札幌の広報を事例に、デザインの基本的な考え方やスキルを解説します。また、デザインの効果や重要性を適切に理解することが情報発信力の向上に繋がること、さらに視覚表現を高度化することが科学技術コミュニケーションの円滑化に大きく作用することを実例をもとに詳しく示します。

6月21日 情報デザインの基礎

原田泰(はこだて未来大学 情報アーキテクチャー学科 教授)

集まったデータ(文字列など)をただ並べ立てるだけでは、雑然とした情報群となるだけで、判断基準のもととなる意味や傾向を見い出すことはできません。物事をいくつかの要素や性質に分けて整理し、グループ化、構造化する作業を通してはじめて「情報」としての内容を紡ぎ出すことができるのです。さらに、その情報内容を(色や図形など視覚表現や他の様々なメディアを利用しながら)再構成して情報を必要とする人にとっての効果的な表現に変換することで、理解に結びつけることができます。この一連の過程が「情報デザイン」です。この授業では、情報を受け取る相手が理解しやすいよう可視化するためのポイントを解説します。 

6月28日 プレゼンテーションの考え方

石村源生(CoSTEP 特任准教授)

学会発表やアウトリーチなど、様々な場面で活用できるプレゼンテーションの基本的な考え方を解説します。自分の伝えたいことをただ伝えるだけではなく、「伝える相手」に対する想像力を養うことの重要性を理解してもらうことをこの講義の第一の目的とします(細かいテクニックについて言及することが主眼ではありません)。このことは、単にプレゼンテーションに留まらず、科学技術コミュニケーション全般に通じる基本的な理念であると考えます。

7月12日 映像表現を科学技術コミュニケーションに生かす

早岡英介(CoSTEP 特任講師)

科学技術コミュニケーションに特化した映像制作手法があるわけではありません。科学番組であれ、科学解説CGであれ、ベースは共通したロジックに基づいています。この講義では、科学技術のための映像表現というよりは、映像一般の基本的な仕組みや、表現方法についてレクチャーします。大事なことは、研究者や科学技術コミュニケーターが、映像表現をどのように自らの活動に取り入れていくかという視点です。

モジュール3/学習の手法

科学技術コミュニケーターとして必要な、多様な「学び方」と「教え方」について学びます。


7月19日 環境教育 ― 持続可能な社会を目指すコミュニケーション

増田直広(財団法人キープ協会 環境教育事業部 事業部長)

持続可能な社会実現のために主体的に行動する人を育てる環境教育は、自然と人、人と人とのコミュニケーションとも言えます。本講義では環境教育の基礎や教育手法であるインタープリテーションについて解説すると共に、環境教育実践を通して培ってきた参加者主体の学びの場作りの様子を紹介します。

7月26日 オープンエデュケーションと科学コミュニケーション

重田勝介(北海道大学 情報基盤センター メディア教育研究部門 准教授)

インターネットを活用することで多くの人々に無償で学習機会を与え、様々な学びを可能にするオープンエデュケーションは、いまや世界的な潮流となっています。大学としてオープンエデュケーションに取り組むことは教育の改善になるだけでなく、大学の知が社会に還元されることで、大学と社会との結びつきを強めることにもつながるのです。いま大学は印刷革命以来の変革期ともいわれます。MOOCs(大規模オンライン講座)などのオンライン教育は、どのように社会を変えていくのか。様々な事例をもとに解説します。

8月2日 リーダーシップのあり方と学び方について考える*

日向野幹也(立教大学 経営学部 国際経営学科 教授/立教大学 リーダーシップ研究所 所長)

コミュニケーターとして活動していくにあたり、まだ新しい活動領域を自ら切り拓いていくために、リーダーシップの基本的な考え方や態度を身につけることは重要です。加えて、そういった考え方や態度が実際にどのように教えられ、学ばれているかを知り、自らの学びを相対化したり、学んだ結果を更に第三者に伝えるための礎とすることも極めて重要です。講義では、リーダーシップの基本的な考え方について解説するとともに、講師がプロデュースしてきた立教大学のリーダーシップ・アントレプレナーシップ教育プログラムについて紹介します。

モジュール4/情報の分析と行動のための計画手法

科学技術コミュニケーターとしての実践に必要な諸情報を収集・分析・評価し、意思決定を行うための基本的な考え方を学びます。


9月13日 データから見る「科学技術コミュニケーション」の実際

川本思心(CoSTEP 特任講師)

研究者は科学技術コミュニケーションをどのように捉えているのでしょうか。研究者の間には科学技術コミュニケーションに関する様々な目的や成果に関する考え方があります。大規模な質問紙調査から明らかになったその考え方の「ずれ」とその背景を解説します。その他、科学技術に関する質問紙調査や、研究者と行ったサイエンスカフェの参与観察など、科学技術コミュニケーション活動の計画と評価に関する方法について紹介します。

9月27日 創造的なコミュニケーションとコラボレーションのための「チャンス発見学」

大澤幸生(東京大学 大学院工学系研究科 システム創成学専攻 教授)

昨今科学技術政策や研究プロジェクト、ビジネスシーンにおいて「イノべ―ション」という言葉が多用されるようになってきました。しかし、真のイノベーションのためには、社会に散在する様々なデータを効果的に活用しながら、多様な利害関係者の多次元の評価軸を理解し、それらを統合した形でのアイディア創出や意思決定、合意形成を行うことができる、創造的・建設的なコミュニケーションやコラボレーションの場をデザインしていくことが重要です。講師の提唱する学問分野「チャンス発見学」は、まさにそのための重要な鍵となる可能性を秘めています。講義では、この「チャンス発見学」(ビジネス・医療等におけるコミュニケーション、イノベーションゲーム、データ市場など)の基本的な考え方と実践事例について解説します。

10月4日 エスノグラフィーで社会を読み解く*

田村大(イノベーション建築家・アクセラレーター/(株)リ・パブリック 共同代表/東大i.school  エグゼクティブフェロー)

科学技術やそれによってもたらされるイノベーション、ひいてはその社会的インパクトに関する、一般市民などのステークホルダーのニーズや懸念を深く理解するには、エスノグラフィーの手法が有効です。そこで、商品・サービス、あるいはより上位のコンセプトやブランディングも含めて、それらを構想・計画・実装・評価していく際に重要となるエスノグラフィーの基本的な考え方について概説し、社会や個人を豊かにするためのイノベーションへの道筋について議論します。講師自らの具体的実践事例を交えて、手法の理解と活用方法を解説します。

モジュール5/トランスサイエンス

現実の具体的な問題について知り、高い問題意識を持つと同時に、それらの事例を通じてトランスサイエンスの複雑な構造そのものを適切に理解する思考力を養います


10月18日 “コントロール幻想”時代の医療と、かけがえのない“あなた”

児玉真美(フリーライター/一般社団法人日本ケアラー連盟 代表理事)

2007年、米国で重症心身障害児アシュリー(6歳)に行われた“成長抑制療法”が大きな倫理論争となりました。アシュリー事件の後も世界中に拡がる、科学とテクノロジーによる人体と生命の操作、「死の自己決定権」議論、「無益な治療」論――。“コントロール幻想”時代の医療で、いったい何が起こっているのか。私たち人間はどのような存在になろうとしているのか。考えてみましょう。

10月25日 感染症の問題から「科学と社会を結ぶ」思考枠組みを学ぶ

岩田健太郎(神戸大学 大学院医学研究科 感染症リスクコミュニケーション分野 教授)

市民の一人ひとりが当事者となる医療や公衆衛生の分野について、様々な施策に伴うリスク/ベネフィットの評価、確率統計の考え方、さらには、科学的根拠と政治判断、行政プロセス、民主的な意思決定、個々人の当事者性の意味、といったものを整理して考えるための枠組みを持つことは非常に重要です。講義では、これらの問題が凝縮された典型例とも言える感染症に関わる問題について専門的知見から論点を提示し、上記の思考枠組みを持つためのヒントを提供します。

11月1日 高レベル放射性廃棄物問題の「難しさ」をめぐって

寿楽浩太(東京電機大学 未来科学部 人間科学系列 助教)

高レベル放射性廃棄物(HLW)は「核のごみ」とも呼ばれ、その管理や処分の「難しさ」がしばしば問題になります。工学者からは「地層処分」という処分方法が提案されてきましたが、その実現可能性や安全性を中心に、疑問や批判の声もやむことがありません。「難しさ」の正体はいったい何か。なぜ専門家間や専門家と社会の間の対話がうまくいかないのか。トランス・サイエンス的問題群に取り組む手がかりを探ります。

モジュール6/多様な立場の理解

科学技術コミュニケーターが多様な立場の個人や組織と連携する際に理解しておくべき、科学技術コミュニケーションに関わる主要なステークホルダーの立場について学びます。


11月15日 科学技術政策とは何であり、我々はそこにどのように関与しうるのか*

斉藤卓也(文部科学省 大臣官房政策課 評価室長)

昨今の日本の科学技術政策の内容と目的、それを決めるための背景や策定プロセスを踏まえつつ、よりよい政策立案と運用のために、どのように市民、研究者、政策立案者等の多様なステークホルダーを結びつけていくかという問題を考えます。昨年度の日本分子生物学会全国大会で「ガチ議論」と呼ばれる画期的なプログラムが実施されました。これは多様な立場から日本の研究戦略や研究・人材育成環境の未来について討論するイベントです。講師も関わったこれらの豊富な経験をもとに、科学技術政策を立案する立場から論点を提示します。

11月22日 初等・中等教育の多様なステークホルダーを理解する*

寺西隆行((株)Z会 教材編集部理科課長)

研究グループや個々の研究者が、初等・中等教育の場においてアウトリーチ活動等を行う際には、児童生徒だけではなく保護者、教職員、さらには教育系企業などの多様なステークホルダーの現状を理解しておくことが極めて重要です。教育系企業の第一線において広報コミュニケーションの観点から多様なステークホルダーを積極的に結びつけて新たな価値を創出してきた長年の経験から、コミュニケーターがアウトリーチ活動等を行う際の「相手側の事情」について概説し、ステークホルダーとのよりよい関係構築のあり方について考えます。

11月29日 違うということを知っていればステークホルダーとの関係はうまくいくはず。多様性とはルールの違いなんです

太田稔(環境共育事務所うてきあに 代表/NPO法人共育フォーラム 代表理事)

結婚後に一番最初に意見の相違がでるのが「みそ汁の味」だと言います。赤みそ、白みそ、合わせみその味噌自体の分類に始まり、納豆が入る、レタスが入る、キュウリが入るなど具の違いもあります。多様な立場を理解するということは、ルールの違いを知るというコトに他なりません。各省庁、企業、行政、市民団体など幅広い業界で仕事をしている実践から、皆さんと一緒に立場の違いについて考えたいと思います。

モジュール7/社会における実践1

多様なステークホルダーとの協働を創出したり、異分野の架け橋となって科学技術コミュニケーション活動をしている方々を招き、これまで歩んでこられたキャリア、活動の背景、現状、課題、原動力、将来の目標などについてお話を伺うことによって、自らのコミュニケーターとしての将来展望を描きます。


12月13日 技術の現場から見た科学技術コミュニケーション

小寺昭彦(フリーコーディネーター/サイエンスカクテル)

技術者は、科学技術を社会につなぐ工学の現場の主役でありながら、コミュニケーションの現場への関与が十分ではなく、技術者の声が社会に、また社会の声が技術者に届きにくい現状があります。多様なセクターや組織・人々をつなぐ事業に取り組んできたコーディネーターとして、実際のビジネスにおいて科学技術コミュニケーションに取り組んだからこそ見えてきた課題や今後の可能性について述べるとともに、その中で、コミュニケーターの存在意義や果たすべき役割について考えます。

12月20日 ワークショップ デザイン ― “協働化”の手法

井澤友郭(一般社団法人公共ネットワーク機構/大阪大学 大学院工学研究科 招聘研究員)

「ワークショップ」は市民権を得た教育方法となり、企業のCSR活動でも多く取り入れられるようになりました。しかし、企業の宣伝で終わってしまうことも少なくありません。本講義では、持続可能な社会づくりのために企業と協働することの意義を述べるとともに、企業側の取り組み方に対する提案の基本的な考え方について考えます。また、こども国連が企業との協力で行っている、新しい価値やアイデアを生み出す実践例と手法を紹介します。

1月10日 地域住民が野生動物の保全・管理にどう向き合うか

立澤史郎(北海道大学 大学院文学研究科・人間システム科学専攻 助教)

北大の地域システム科学講座は、文学部・文学研究科にありながら、理系・文系の区別なく多様な社会問題に取り組んでいます。例えば、生物多様性保全や外来種対策・獣害等も、野生生物(自然科学)の情報だけでなく、人間社会の問題として扱うことで解決の糸口を探っています。生物・生態調査といった自然科学的アプローチだけでも、議論だけでも問題が解決しない時、地域住民・行政・研究者はどのようにコミュニケーションを構築してゆけばよいのでしょうか。これまでのフィールドワークや実践を元に話題提供と議論を行います。

モジュール8/社会における実践2

社会の中で科学技術コミュニケーションの領域を意欲的に開拓されている方々を招き、これまで歩んでこられたキャリア、活動の背景、現状、課題、原動力、将来の目標などについてお話を伺うことによって、自らのコミュニケーターとしての将来展望を描きます。


1月24日 デザインをベースにした市民参加型のまちづくりを考える

南雲勝志(NAGUMO DESIGN 代表)

欧州や日本各地の都市再生において「シビックプライド」という概念による市民参加型のまちづくりが注目されています。「スギダラプロジェクト」「シェアサイクルポロクル」などの事例を紹介しながら、市民と行政、市民と専門家の対話手法、できあがった成果の活用法など、いくつかの論点を取りあげて今後の望ましいまちづくりのあり方を考えていきます。さらに!人が人が笑いを通して楽しくコミュニケーションするための秘訣も紹介します。

1月31日 地域に対話の場を創造する ― 当事者として、社会学者として

五十嵐泰正(筑波大学 大学院人文社会科学研究科 准教授)

福島の原発事故後、講師が中心となって創設・運営してきた、地域の多様なステークホルダーの対話の場である“「安全・安心の柏産柏消」円卓会議”について紹介します。地域に在住する当事者である一方で社会学者でもあるという立場から、「放射能汚染」という一見科学的合理性の問題に見える事象をいかに社会的合理性の問題として「も」捉え直し、どのように様々な課題に対峙してきたのか、その中で見えてきた「危機における協働の役割」「マーケティング的な問題解決の可能性と限界」「社会における専門知・専門家のあり方」などについて、実際の経験を基に論じます。

2月7日 オルタナティブな学術コミュニケーションの場としての「ニコニコ学会β」、その誕生・成長・未来*

江渡浩一郎(産業技術総合研究所 主任研究員)

「ニコニコ学会β」の創設者として、広い意味での「研究」に関わる/関心のある多様な人々のコミュニケーションの場をどのように構想し、アカデミズムという枠組みを超えた自由で創造的な研究活動にスポットライトを当ててきたのか、その過程でどのような課題を乗り越えて、どのような発見や可能性に出会ったのかについて実例を基にお話しします。小規模であっても同様の活動にチャレンジしたいと思った受講生に、構想とマネジメントのヒントを提供し、背中を後押ししたいと思います。