実践+発信

51サイエンスカフェ札幌 北海道の地域産業を元気にしたい!「大学人として何ができるか?」を想い、チャレンジ続けてきた20〜」

2010.5.10

2005年10月よりスタートした「サイエンス・カフェ札幌」。コーヒーを片手に気軽に科学の話をする参加型イベントは、おかげさまで51回目を迎 えることとなりました。ゲストの研究者から話を聞くだけでなく、参加する皆さんの意見、お互いの対話を通して科学について語り合ってきました。これからも みなさんと共に科学の“!”や“?”を共有したいという初心を忘れずに、魅力的なカフェをお届けしていきたいと思います。

 

第51回のお知らせです。

近年、全国的な景気低迷の中、北海道経済も例にもれず厳しい状況の下にあります。また、少子高齢化による生産年齢人口の減少も大きな社会問題となっています。「北海道の産業を元気にするために、一大学人として、一研究者としていったい何ができるのか?」この問いを胸に抱き続け、さまざまな挑戦を続けている須田孝徳さんを、今回のカフェではゲストにお迎えします。須田さんは、北海道に生まれて道内の大学を卒業した後、一度民間企業に就職して関東で働くようになります。しかし、北海道への思いを捨てきれず北海道大学に転職し、現在では一研究者の枠を超えた地域産業活性化のための活動をしておられます。本 日は須田さんに、ご自身のこういったさまざまな活動と、その根底にある北海道への想いについて語っていただくことを通じて、北海道の産業の将来像、大学と 地域の関係のありかたについて、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

日 時:2010年5月29日(土) 午後4時30分〜午後6時 (開場:午後4時)

場 所:sapporo55 ビル1階 インナーガーデン(紀伊国屋書店札幌本店 正面入口前)

ゲスト:須田孝徳さん(北海道大学大学院工学研究院材料科学部門助教)