●研究室に行ってみよう
【研究者を訪ね、研究内容を伺うこの番組のメインコーナー】
北海道大学大学院 理学研究院 生物科学部門
学術研究員 加賀谷勝史さん
●私の七つ道具
【「研究室に行ってみよう」のゲストに関連する七つ道具を紹介するCM風コーナー】
ピンセット
◆メインコーナー
研究室に行ってみよう
北海道大学大学院 理学研究院 生物化学部門 学術研究員 加賀谷勝史さんを訪問しました。
(熱心に語る加賀谷さん)
今回は11月1日にCoSTEPにインターンシップに来た、登別明日(あけび)中等教育学校4回生の 道林詩織さん、松本ほのかさんの取材に同行しました。
同行したのはCoSTEP7期生の岸本紘乃さん、藤田あさこさん、功刀基さんです。
アメリカザリガニの随意行動の研究成果が2011年4月に「サイエンス」に掲載された加賀谷さん。ザリガニが動く数秒前に、「動くぞ」というシグナルを出す、 という話に高校生も興味深々。
「シナプス活動」と「スパイク活動」というちょっと聞きなれない解説にも熱心に耳を傾けました。
後半では、加賀谷さんが来年から研究するシャコの行動についても伺い、 アメリカで研究する、という言葉にため息も。
「英語ってやっぱり必要なんですか」と素朴な質問や、高校生ならではの進路の質問にまで話が及びました。
(左から:CoSTEP7期生 岸本さん、登別明日中等教育学校 道林さん、松本さん)
インタビューのあとは、実際に研究室の中も案内して頂きました。
(左)研究に欠かせないガラス管
解剖に欠かせないピンセット。
「できるだけ動物を傷めず自然に」丁寧に作業をする、と加賀谷さん。曲がったピンセットはアメリカのアーカンサスで採れる細かい目の砥石で砥ぐそうです。
最後に高校生二人にも感想を聞きました。
加賀谷さん、ありがとうございました。
radio[at]costep.open-ed.hokudai.ac.jp ([at]を「@」に変えてお送りください)