実践+発信

科学技術コミュニケーション企画を募集しています

2012.10.21

CoSTEP では、今年も科学技術をテーマにした企画を募集します。提案のうちいくつかを2013 年度のカリキュラムに組み入れて、受講生が教員の指導のもとで企画の実現に取り組みます。

研究者のかたは、研究のアウトリーチ活動を行うこともできます。サイエンス・カフェなどのイベント、音声/映像メディア、電子媒体、紙媒体など、研究のアウトリーチ活動にはさまざまな方法があります。CoSTEP では、研究のアウトリーチ活動を支援。研究の内容を、内容や対象者に合わせた表現手法でもっとも効果的で質の高いコミュニケーション活動を展開しています。

CoSTEP の教員は、サイエンスライティング、展示、プレゼンテーション、グラフィックデザイン、映像/ラジオ番組制作のプロとして、豊富な実務経験をもっています。

■どなたでも応募できます:北海道大学の関係者、一般市民の方

■しめきり:12月10日(月)

■これまでに実施してきた取り組み(抜粋)

【研究者の方とともに】

・サイエンス・カフェによる、国民との対話(アウトリーチ活動)の展開

・「サイエンス・カフェ札幌」を開催(紀伊國屋書店札幌本店前にて)

      過去8年で64 回実施し、研究者と市民の対話を通して科学についての理解を深めてきた。

・最先端の研究内容を電子ブックで紹介

・研究者/専門家の監修により「科学絵本」を制作

・高校生や大学生の研究室訪問の様子を撮影/編集し、映像作品(YouTube) やラジオ番組(ポッドキャスト)として発信

・研究プロジェクトが主催するイベントの告知/研究紹介ビデオを共同制作

・研究者のアウトリーチ活動を支援して、道内遠隔地での津波防災ワークショップを企画・実施

【一般の方とともに】

・札幌市青少年科学館の協力を得て「科学館通信」を制作

・札幌市円山動物園や北海道大学総合博物館の協力を得てサイエンス・カフェを開催

・消費者の立場で考える「食の安全/安心を考える」イベントの実施

・地域住民とともに津波防災マップを制作

・北海道新聞 夕刊の「週刊フムフム」に連載される大図解の制作や、読者参加イベントの企画・実施

*これらの内容にとらわれることなく、斬新な提案をお寄せ下さい。

*ほかにもさまざまな取り組みをウェブサイト(活動レポート)で紹介していますので、こちらを参考にして下さい。

■提案にあたってご留意いただきたいこと

・取り組もうとする企画の内容や課題が、明確であること

・2013年度内に一定の成果が期待できるものであること(準備を含め数カ月で終了するものでも、一年間じっくり時間をかけて取り組むものでもかまいません)

・ 原則として、提案者(または提案の関係者)が、CoSTEP 受講生として、主体的に関わる意欲があること

■応募の方法

提出書類(WordファイルまたはPDFファイル)を電子メールに添付してCoSTEP事務室にお送り下さい。提出書類には以下の項目を記述して下さい。文書の様式は自由です。

♦ 提案者:氏名、住所、所属、連絡先(電話、e-mail)

♦ 取り組みたい企画:内容と目的、要する期間

メールのタイトルは「2013 プロジェクトの提案」として下さい。受領後2 日以内に確認メールを返信しますので、確認メールが届かない場合は必ず電話でご連絡ください。

■取り組む企画の決定:2013 年1 月 末

・実現可能性(課題の規模や、参加を見込める人員、経費や時間などの面で実現可能性があるか)

・教育的効果(CoSTEP 受講生のスキルアップに寄与するか)

を考慮の上、決定します。なお、企画内容について提案者にヒアリングをさせていただくことがあります。

■取り組むことに決まったら

1. 提案の内容(イベントの開催や成果物の制作)を組み込んだカリキュラムを発表(2013 年2 月中)

2. そのカリキュラムのもとで、受講生を募集

3. 授業開始(2013 年5 月)

その他

・CoSTEP が、教育活動の一環として、イベントの開催や広報誌の制作、課題解決などに取り組むものであり、業務を請け負うものではありません。

■応募あて先/問い合わせ

〒060-0817 札幌市北区北17 条西8 丁目

北海道大学CoSTEP 事務室(高等教育推進機構N 棟163)

電 話:011-706-5320

メール:office@costep.hucc.hokudai.ac.jp