実践+発信

「未来の車窓から〜4人の対話を通じて自動運転車開発の是非を考える〜」開催のお知らせ【CoSTEP修了生受講生、CoSTEP受講に関心のある方向け】

2015.12.17

最近、自動車の自動運転についてのニュースをよく見かけるようになりました。朝日新聞は、自動運転機能の使用について、使いたいと答えた人が 49%、使いたくないと答えた人が 51% であったとするアンケート結果を公開しました(2015年12月12日『朝日新聞』Be10面)。

私たちは、自動運転車のある未来をどのように構想していけばよいのでしょうか。そのための一つの方法は、私たち自身が、対話を通じて新しい科学技術のリスクを理解したうえで、その受容を決めることだと思います。

今回の対話の場は「対話劇」を通じて、自動運転車の開発について観客に問題提起をおこないます。その後、観客のみなさんに、実際にワークショップをおこなってもらい、自動運転車の開発を進めるべきか、抑制すべきかをグループワークを通じて考えていただきたいと思います。

さらに今回は、ワークショップ終了後、小劇団ろっか。(代表:福井佑梨〔CoSTEP10期〕)による科学技術演劇「ゆきの日の話。」の公演もあります。

人数に限りはありますが、対話劇や演劇を用いて科学技術コミュニケーションをおこなう試みにご興味ある方は、ぜひご参加ください。

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日 時:2016年1月24日(日) 14:00〜16:00(開場13:30)

場 所:北海道大学遠友学舎(北区北18条西7丁目、地下鉄南北線 北18条駅下車、徒歩10分)

定 員:25名

申 込:申し込みを締め切りました。ありがとうございました。

参加費:無料

主 催:CoSTEP11期対話の場の創造班

共 催:小劇団ろっか。

問い合わせ先:CoSTEP教員 種村 剛 tanemura〔at〕costep.open-ed.hokudai.ac.jp 〔at〕を@に変えてください

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☆科学技術演劇「ゆきの日の話。」あらすじ☆

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「雪ってどこから来ると思ってた?」

そんな会話をふと思い出した、大学3年生のある日、母から手紙が届きました。

なんだか気持ちがグルグルするなぁ、世界もグルグル回っているなぁ。

水が雪になるのも、私が呼吸をするのも、家族が歳をとるのも、全部循環の一部。

どんどん変わって、循環しながら進む世界。

それならこんな寂しさも、いつかどこかに還りますように。

出演者

・石田明子

・芋田桃子

・古川智也

・中村佳代

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