実践+発信

考える部屋: コロナ、コミュニケーション、次のステップ

2020.10.18

COVID-19の世界的大流行は、科学技術コミュニケーションの役割を改めて再考する機会となっています。科学的にも社会的にも不確定な状況の中で、「科学技術コミュニケーター」はどのように活動したらよいのでしょうか? COVID-19に関する活動をした方々と議論することで、科学技術コミュニケーションの次の役割、あり方について探ります。

「考える部屋」は、ざっくばらんなトークをYoutubeで配信する実験的企画です。毎回、旬の問題に関するゲストをお招きし、おしゃべりの流れの中で考え続けていくことを重視します。視聴者はチャットを通して意⾒や質問を出し、それについてまた議論を深めます。この企画を通して、ゲストやリスナーの皆さんとともにラジオ的な、そして新しい科学技術コミュニケーションのフォーマットを探っていきたいと思います。

パーソナリティ: 川本 思⼼(CoSTEP/理学研究院 准教授)
ゲストや番組への質問・意見はこちら

※視聴のための事前申込は不要です


ほんとうの「あいだ」で書く

10月23日(金)18:30-19:30【視聴先リンク https://youtu.be/1XZRLQPKoKw】(音量を調整し再アップしました)
三ツ村 崇志さん(CoSTEP本科7期生/Business Insider Japan記者)

三ツ村さんは科学雑誌ニュートンの編集者を経て、ウェブメディア「Business Insider Japan」で記者をつとめています。経済メディアで科学記事を書く意味、コロナ関連記事の難しさ、そして科学技術コミュニケーターとして書き続けるために必要なこととは?

参考:
三ツ村 崇志さん執筆記事一覧(Business Insider Japan
言葉の重み(三ツ村さんのCoSTEP受講生体験記)2012年3月29日


だから、やっちゃえる組織

10月24日(土)16:00-17:00【視聴先リンク https://youtu.be/Bc3YLqdYm5k】(アーカイブ化済)
天元 志保さん(CoSTEP選科2期生・本科3期生/一般社団法人 知識流動システム研究所 理事)
小泉 周さん(一般社団法人 知識流動システム研究所 理事/自然科学研究機構 特任教授)

知識流動システム研究所は、科学や技術の専門知を持ちより、非営利に活かそうとする、多様な所属を持つ人々で構成されています。いち早く4月に児童向け新型コロナ教材をリリースできたのはなぜか。機動的かつ持続可能な科学技術コミュニケーション組織のあり方について語り合います。

参考:
新型コロナウイルスについて いっしょに考えよう(知識流動システム研究所)
もう一歩踏み込んだ、サイエンス・コミュニケーションのために(天元さんの受講生体験記)2010年2月25日